スーパーカブの燃費はスゴイ! 高燃費を実現したスーパーカブ ジャパニーズスタンダードと言える名車、ホンダ・スーパーカブ。国内だけでなく海外にもその名は有名です。初代c100より、モデルチェンジ経て続々と産みだされるデザイン。驚異的な耐久性はもとより、並外れた燃費性能も注目されています。 数あるシリーズの中、扱いやすさが好評のビジネスバイクとして発売された「スーパーカブ50」進化をしながら多くの車種が登場。 ホンダ・スーパーカブ50シリーズ スーパーカブ50シリーズの1つである「スーパーカブ50 スーパーカスタム」は、スーパーカブ史上最強の、リッター180kmを達成しました。 搭載しているエンジンには「空冷4サイクル単気筒49ccエンジン」を搭載。省エネ化を図るため、急速な混合気が渦巻きを起こす「服吸気回路」が吸気ポートに採用されています。その服吸回路によって相乗効果が産みだされ、素早い燃費につながる仕組みです。高燃費を実現した理由は他にもあり、高電圧を発生させる装置イグニションコイルを改良した点です。電圧を高め混合気の着火装置であるスパーク性能を向上。性能の高い火炎伝播で燃焼効率アップに成功しました。このように、2つの燃費向上の技術を使い、使用頻度の多いエンジンの、中・低速域でリッター180kmを実現しています。 さらに、”燃費=エコノミー+出力=パワー”という意味の造語である、新エコノパワーエンジンを同時に実現しており、スーパーカブ50シリーズのスーパーカスタムは、優れた燃料経済性のあるバイクとして発売されています。 1リットルのガソリンでどこまで走れるのか 究極の燃費性能を追求する大会「Honda エコ マイレッジ チャレンジ」。この大会は、参加者にそれぞれ180ccのガソリンが配られます。各自円筒形のガラス製燃料タンクを車両に装着して走行をスタート。エンジンを始動させたり切ったりしながらを繰り返して、ゴールを目指します。クラスによって異なる規定集回数、7週or3週を平均速度25Km/h以上で走行。トータルの燃料使用量から燃費を算出し結果を競います。 中でも、2輪クラスでベース車として使用されているのは低燃費が自慢のスーパーカブです。ホンダの4ストローク50ccエンジンを搭載している車両のみが使用可能なこの大会。これまでの最高記録は、3644.869km。北海道から沖縄までの距離が約2200Kmとするとスゴイ記録です。 長年世界各国の人々に愛されているスーパーカブは、2輪車の単一車種の中で生産台数世界一のバイク。これほど人気のある理由には驚きの燃費の良さをもったタフなバイクとして、魅力の詰まったバイクだからでしょう。