スクーターvsスーパーカブ性能比較 大人になってから、バイクに乗りたいと思うようになった方もいるのではないでしょうか。 しかし、大人になると仕事に追われて免許を取る時間をつくるのは難しいと思います。 「バイクに乗りたい、だけど車の免許しかないし、また教習所いくのも大変だな。」と思ってバイクを遠ざけてしまってはもったいないと思います。 そんな方にこそ、是非ともスーパーカブの魅力に触れてほしいです。 スーパーカブは、車の免許しか所持していない方でも気軽に乗れる原付バイクです。しかし、どの種類のバイクにも共通する魅力がたくさん詰まっています。 「たかが原付、どうせスクーターと同じでしょ。もっと本格的なバイクに乗りたいよ。」と先入観を持つ方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。 言ってしまえば、スクーターとスーパーカブは別物です。たしかにスーパーカブは原付バイクですが、スクーターとは別の魅力が味わえる原付バイクでもあります。 そこで今回は、両者の違いとは何なのか、そして、スーパーカブのどこが魅力なのかを紹介しましょう。 収納スペース スーパーカブ スーパーカブの場合は、後ろの荷台のみです。 一番身近に見かけるのは、新聞配達ではないでしょうか。 荷台に大量に積んだ新聞紙は、普通のバイクであればとても負荷がかかり走行にも影響します。しかしスーパーカブは、たとえ大量に新聞紙を積んだとしても走行に影響がでることはありません。 スクーター スクーターは、座席の収納ボックスがあるため、コンパクトに収納できます。突然の雨に備えて、雨具の収納スペースとしても効果的に活用しやすいです。 最高出力(瞬発力)と最大トルク(持続力) スーパーカブ エンジンをかけて発進するまでのスピードに優れています。この仕組みは、低・中回転域で力強い出力特性のエンジンを搭載しているからです。 しかし、停車から発進にかけてのスピードはスクーターに劣ってしまいます。なぜなら、カブはギアで変速させる必要があるからです。 スクーター アクセルを開けばスピードが出る構造上、エンジンが温まっていれば発進までのスピードは、カブよりも勝ります。 燃費 スーパーカブ 排出ガスを抑制して環境に配慮するとともに、スーパーカブ50は燃料消費率105.0km/L、スーパーカブ110は燃料消費率62.0km/Lを実現。 スーパーカブの燃料タンク容量は4.3Lなので、満タンの状態で走行距離が200kmであれば、無給油で往復できることになります。 スクーター スクーターの燃費は、一昔前だとリッター60㎞あればいいほうでした。しかし近年は70㎞以上走る車種も出てくるようになっています。しかし、その分馬力は落ちてきてしまいます。 スーパーカブにしかない性能のメカニズム 運転の楽しさと扱いやすさを両立した走り。 シフトチェンジは、停車時のみロータリー式となる4段リターン式。左手のクラッチ操作は不要で、ペダルを踏み込むだけで変速できる。気軽に乗れるスマートな操作性とともに、運転する楽しさも感じられる。また、シフトチェンジ時のショックを軽減する2段クラッチなど、快適な乗り心地にも配慮。 とことん乗りまわせる省燃費。 低・中回転域で力強い出力特性の空冷4ストローク単気筒エンジンは、 電子制御で理想的な燃料供給を行うPGM-FIを採用。排出ガスを抑制して環境に配慮するとともに、スーパーカブ50は燃料消費率105.0km/L、スーパーカブ110は燃料消費率62.0km/Lを実現。 有害物質の排出を抑制し、地球環境に貢献。 大気の状態やエンジン回転数などに合わせて、PGM-FIが効率的な燃焼を実現。余分な排出ガスを抑制する。さらに、排気系に触媒装置(キャタライザー)を内蔵し、有害物質の低減に貢献。 バイクの魅力にハマりたいなら、カブから入ってみては 以上のように、カブにはスクーターと違って、バイクの魅力がたくさん詰まっている上、燃費や耐久性にも優れています。これを機会に、購入してみてはいかがでしょうか。