スーパーカブのエアクリーナー交換 カブをキレイに乗りたい方へ エアクリーナーのメンテナンス カブは世界で一番売れているバイクで、日本でもよく見かけるバイクです。 新聞配達さんのバイク?という方もいますが、カブっておしゃれで走りも最高で、若い人にも大人気となっています。 せっかくのカブですからキレイに乗りたいとメンテナンス、カスタムなど頑張っている人も多いでしょう。 ただ見落としがちなのがエアクリーナー部分です。 エアクリーナーのメンテナンスと交換について、理解しておきましょう。 エアクリーナーの役割とは何か エアクリーナーはエンジンに送り込む空気をきれいにする役割をもっています。 キレイに感じる空気でも埃やチリなどが含まれていますので、これをクリーナーできれいにしてからエンジンに送り込むのです。 ずっと利用していることでフィルターがどうしても汚れてしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。 目詰まりするほど、ほこりが多いところを走行するということは国内であまり考えられないのですが、放置し続けていると目詰まりを起こさなくても、吸気の抵抗が大きくなり燃費が悪くなります。 他の部分と共に、定期的にメンテナンスすると燃費も良くなるでしょう。 点検整備はどのくらいの時期に行えばいいのか エアクリーナーの点検整備は、12か月ごとに行うようにメンテナンスノートに書かれています。 ただ走行距離や利用の頻度は、カブに乗っている人それぞれで違うため、一般的な乗り方よりも過酷な条件といわれる6か月で3,000km位走る方は、6か月ごとの点検が必要です。 カブのエアクリーナーのエレメントは、ビスカス式といってろ紙にオイルを含ませているタイプなので、点検整備は不要という人もいます。 しかしカブを傷めずに長く常にいい走りで乗ることを考えるのなら、交換やメンテナンスなど定期的に行う方がいいでしょう。 エアクリーナーを交換する方法 最初にキャブにつながっているジョイントパイプを緩め、エアクリーナーボックスのプラスねじを取り外します。 ひねるだけでもエアクリーナーを外せるようですが、ボックス内もかなり汚れているので、エアクリーナーボックスとその下の部分も一緒に取り外し徹底的にきれいにしましょう。 古くて固くなったエアクリーナーはジョイントに食い込んでいることもあります。 ドライバーを使うとグイッと外すことができるはずです。 ずっとメンテナンスしていないとエアクリーナーの色がすっかり変わるくらいに汚れています。 埃やゴミなどを吸いこんでくれるパーツなので、この部分が汚れっぱなしなのはよくありません。 長くメンテナンスしていないとボックス内も汚れているのできれいに掃除します。 外側についてはバリアスコートで磨いておけば見た目にとてもきれいに仕上がるのでおススメです。 ボックスも外側もきれいになったら後は新品のエアクリーナーを交換するだけです。