スーパーカブでどこまで行けるかチャレンジしてみました。 タフなバイクとして有名なスーパーカブ。愛用のカブでどこまで行けるかチャレンジしてみたくなるのは、カブ主として当然です。高校生の頃は通学用バイクとして愛用し、下校後に海まで走る旅をしました。今回は、目的地を決めずにどこまで行けるか挑戦してみようと思います。 いくつか持っているカブの中で今回は、荷物をたくさん積める「C90カスタムDX」と出かけることに。 首都圏の中古バイク屋でやっとの思いで探したこのカブは、最後の鉄カブです。スーパーカブ90のインプレで、軽くてコンパクトな車体が気に入っており自転車感覚で気軽に乗れる、C90カスタムDX。最近はこのカブをウロチョロするのに愛用しています。 群馬県の伊香保温泉を目指してスタート 今回ツーリングは埼玉県からスタート。とりあえず群馬県の伊香保温泉を目指しました。国道17号線をひたすら北上。群馬県と埼玉県を繋ぐ道路は、住宅地がないためか交通量が少なく、信号があまりありません。思う存分スーパーカブを走らせました。 メーターの最高速度は80Kmですが、最高速度に達するまでに時間を要します。ストレスのない加速は50Km/hまでといったところ。体重70Kg前後の私にとって、快適に走行できるのは50Km/hまでだという体感でした。 このカブは国道17号線のような快適な道を、法定速度で走るのがぴったりのバイクです。 難関のツーリングルートを経て到着 国道17号線を使って浦和・大宮通りを走るのですが、非常に混雑していました。さすが埼玉と東京を結んでいる大動脈、上り下り関係なく常に渋滞のような混雑です。スーパーカブは厳密にいうと原付二種。隙間を通って移動できます。深谷あたりに分岐点があるのですが、どちらも前橋で合流にもかかわらず遠回りする道を選び失敗しました。 こういった分岐点は良くあるので、地図アプリを使って次回より対策をしようと思います。 大体、3時間ほどで伊香保温泉に到着。温泉街には、お風呂屋さんが立ち並んでいて入場料も激安。ツーリングで疲れた体を癒すのにぴったりでした。坂の上から見える渋川の街並みは絶景です。群馬県民は焼きまんじゅうとこんにゃくがとても好きなのでしょうか、そこら中に焼きまんじゅうやこんにゃく屋を見かけました。 トータル的に群馬県はスーパーカブで、走りやすい土地だと思います。やっぱりC90カスタムDXは、低重心の横型エンジンと大きな17インチタイヤの組み合わせで直進の安定性が抜群です。3速の低速ギアで速度はでないものの、景色を見ながらツーリングを楽しむのには問題ありません。しかし、ポイントは温泉街が山の上…。そのため坂道を登るのですが、7馬力しかないスーパーカブ90CCでは、少しキツいです。私のお尻が痛みはじめ、引き返すのを決意。もちろん、タフなスーパーカブは道がきつくても故障はありません。旅をするならやっぱり愛車と一緒だなと改めて感じるツーリングでした。