雪道でスリップしかけました スーパーカブは雪道に適している? カブは冬のツーリングに適しているバイクだと思います。17インチホイルで安定性があり、足がベタッと地面に着くため足を路面にだしながら走れるからです。雪道を走るならスパイクタイヤよりも、ブリジストンのスノータイヤ(WB01)の2.5インチを使用しています。地面との設置面積を広くできるタイヤだからです。雪道をキャッチするため、タイヤの前輪用と後輪用を反対に設置するのがコツ。スパイクを選ばなかった理由には、普段走行している道に雪がそんなに積もらないエリアで、所々アスファルトがでている道も多いからです。北海道など何センチか雪が積もる地域であればスパイクタイヤを使用したほうがいいでしょう。 滑り止め必須!雪道をカブで走る時の注意点 冬場のタイヤ対策は誰もが気にするパーツなのであまり心配はないのですが、タイヤがバッチリだと安心しきっており、シフトペダルを思い切り踏んで足が滑りバランスが崩れ「雪道でスリップしかけました。」 カブのペダルは切込みの模様が入っていて一見滑り止めの役割を果たしていそうに見えますが、実はつるんとした作りになっています。平底の靴やペダルの踏み方などに寄るのですが、ブレーキペダルの滑りも不安定。さらに雪道ではペダルが濡れて、ブレーキペダルやシフトペダルが滑りまくります。 そこでペダルのカスタムをしました。付きだすようなギザギザが印象的なステップを真似してペダルの踏面に穴を開け、イモネジを打つ簡単な加工に挑戦。少々見た目がカッコ悪いのですが、錆びるとさらにカッコ悪いのでステンのネジを使用するといいでしょう。加工作業はドリルとタップで簡単にできますが、位置を考えないとネジの頭がペダルからはみ出すので慎重に行ってください。この加工をするだけで、靴の裏面が引っかかり滑らないように!ギアチェンジやリアブレーキの操作性が向上しました。 雪道でバイクツーリングをするにあたっての注意点は、バイクの速度を落とした運転がポイントです。雪がまだ残っている高速道路でも同様、速度を落として交通を乱すのではないかと考えがちですが路面の状態にあわせて安全運転を心がけましょう。 アイスバーンも要注意 アイスバーンは雪道とは違い、路面の水分が凍って滑りやすい路面になっている現象です。道の表面に薄い水の膜が張ってタイヤが簡単に滑ってしまいます。前日に雪が降って晴れた朝に、放射冷却現象が起きてアイスバーンができるようです。スタッドレスタイヤをつけた走行でも不十分でとても危険。そのような日には、バイク走行事態を避けましょう。